デジタル大辞泉 「掻き口説く」の意味・読み・例文・類語 かき‐くど・く【×掻き口説く】 [動カ五(四)]自分の心境を訴えたり、相手を説得したりするため、くどくどと繰り返し述べたてる。「子に先立たれた老いの身を―・く」[類語]訴える・直訴する・直願する・嘆願する・哀訴する・哀願する・泣訴する・愁訴する・泣き付く・泣き込む・泣きすがる・泣き落とす・拝み倒す・呼び掛ける・アピールする・申し出る・届け出る・願い出る・申し込む 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「掻き口説く」の意味・読み・例文・類語 かき‐くど・く【掻口説】 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「かき」は接頭語 ) 自分の心中を相手にはっきりわからせたり、相手を説得するため、くどくどと繰り返し述べたてる。[初出の実例]「年頃ほいふかくて、此の世に心とまらざりつるよしをかきくどきつつ宣ふに、すべてまことともおぼえず」(出典:苔の衣(1271頃)三)「こころのかぎりかき口説(クドケ)ば、鬼夜叉(おにやしゃ)も又簓江(ささらえ)が胸くるしさをおもひやり」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)後) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例