デジタル大辞泉
「噛ます」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かま・す【噛】
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 ( 食わせるの意 )
- ① 言う、行なう、与えるの意の俗語的な言い方。
- [初出の実例]「四も五もくはぬと思ふてゆけば、六か七かをかますならひ」(出典:談義本・つれづれ睟か川(1783)跋)
- 「屁(へ)をかましてやるつもりじゃ」(出典:咄本・諺臍の宿替(19C中)九)
- ② 食うの意の俗語的な言い方。
- [初出の実例]「今朝から立て込んで、まだほそを付けなんだ。この間にちょっとかまして来るから、気を付けてくんなせえ」(出典:歌舞伎・浮世柄比翼稲妻(鞘当)(1823)二幕)
- ③ 物と物との間にさしはさむ。てこなどをさしこむ。
- ④ さるぐつわをはめる。
- ⑤ 計略にかける。誘惑する。ひっかける。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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