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四国犬 しこくいぬ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

四国犬
しこくいぬ

イヌの1品種。中型日本犬に属する。高知犬ともいわれ,主産地は高知県。古くから四国山脈のふもとでイノシシ猟に用いられた精悍な狩猟犬で,交通不便のためこれら山村に純度の高い四国犬が多く残存していたが,いまはなくなり,四国を中心に各地に散在している。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

しこく‐いぬ【四国犬】

土佐犬(とさいぬ)1の別名。

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犬&猫:ペットの品種がわかる事典の解説

しこくけん【四国犬】

高知県の山岳地帯原産の中型犬。もとはイノシシ狩りなどに使われていた。国の天然記念物に指定されている。現在は番犬や家庭犬である。JKCでは、第5グループ(原始的な犬・スピッツ)に分類する。◇品種の英名はShikoku。高知犬(こうちいぬ)ともいう。

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世界大百科事典 第2版の解説

しこくいぬ【四国犬】

イノシシ猟犬で,高知犬とも呼ばれ,紀州犬とともに代表的な中型日本犬である。産地は四国山地の東部と西部で,前者は剣山系,後者は石鎚山系といわれ,もっぱら険しい山岳地帯の獣猟犬として活躍した。1937年に〈土佐犬〉として天然記念物に指定されたが闘犬種とまぎらわしく,四国犬の名称で広く呼ばれている。現在は石鎚山系の血統を引く犬が主流で,獣猟犬としてなお珍重されているが,主人以外の人にはなれがたく,里犬,番犬としても多くの愛好家を集めている。

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大辞林 第三版の解説

しこくいぬ【四国犬】

イヌの一品種。高知県原産。体高45~55センチメートル。狼に似た顔つきで、目尻がややつり上がっている。古くから猟犬として飼育されていた。天然記念物。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

四国犬
しこくけん

哺乳(ほにゅう)綱食肉目イヌ科の動物。家畜イヌの1品種で、日本原産。高知県で獣猟に用いられていた中形種で、かつて土佐犬(とさのいぬ)といわれていたこともあったが、土佐闘犬(土佐犬(とさけん))と混同しやすいために、四国犬と改められた。土佐闘犬のもとともなった気性の激しい犬である。体格はほかの中形日本犬と同様で、体高43~55センチメートル、体重15~20キログラムぐらいである。毛色は黒胡麻(ごま)、赤胡麻、胡麻がほとんどを占める。体形は筋肉の発達がよく、頑健であるが動作は軽快で、非常に俊敏な印象を与える。なかでも口唇部がオオカミのように白色を呈する胡麻毛のものは、野生的な印象がある。家庭犬としても愛好者が多い。1937年(昭和12)に天然記念物に指定されている。[増井光子]

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