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回転変流機 かいてんへんりゅうきrotary converter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

回転変流機
かいてんへんりゅうき
rotary converter

交流電力を直流電力に変換する回転機直流機電機子から等間隔にタップを出して,それぞれスリップリングに接続し,そこから交流電力を供給すると,同期電動機として回転する。電機子巻線には界磁磁束によって起電力を発生するから,整流子を通じてブラシから直流電力が得られる。電気鉄道および電気化学工場の直流電源装置として数千 kVAのものまで製作されたが,大容量の半導体整流器が実用化されたため,現在ではほとんどつくられていない。

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百科事典マイペディアの解説

回転変流機【かいてんへんりゅうき】

同期変流機,ロータリーコンバーターとも。交流・直流間の電力の変換を行う機械。直流発電機電機子にスリップリングを取り付けた構造で,外部回路に対して交流側は同期電動機の特性を,直流側は直流発電機の特性を示す。
→関連項目変換機

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大辞林 第三版の解説

かいてんへんりゅうき【回転変流機】

同期電動機と直流発電機を組み合わせ、交流を直流に、また直流を交流に変換する装置。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

回転変流機
かいてんへんりゅうき
rotary converter

交流電源によって運転され、直流出力を取り出すことができる回転電気機械。同期変流機ともいう。パワーエレクトロニクスの普及以前には交流から直流への電力変換に用いられた。回転電機子形の同期電動機と直流発電機とが共通の電機子巻線によって動作する。すなわち、交流側からみれば三相交流を電源とする同期電動機であり、極数と電源周波数で決まる同期速度で回転する。出力側では、直流発電機となって整流子と電気ブラシを通して直流を得ることができる。
 回転変流機はかつて直流電気鉄道や電気化学工業の直流電源として広く用いられた。1940年代には水銀整流器に置き換えられ、さらに1960年代以降はシリコン整流器やサイリスタが用いられるようになり、それ以降はほとんど使われていない。[磯部直吉・森本雅之]

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