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国際化学オリンピック

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

国際化学オリンピック

1968年に始まり、来年のロシア大会が45回目。70カ国以上から約300人が参加している。成績が上位約10%の人に与えられる金メダルを、日本人は4年連続で獲得している。約3200人が参加した7、8月の予選を通じて選ばれた日本代表候補は23人。来年1月の筆記試験と3月の実技試験で、4人の日本代表が決まる。

(2012-11-09 朝日新聞 朝刊 宮城全県 2地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国際化学オリンピック
こくさいかがくおりんぴっく
International Chemistry Olympiad

化学に関する知識とその応用力を競う国際大会。国際科学オリンピックの一つである。略称IChO。20歳未満で中等教育課程(主として高等学校)に在学する生徒が対象。化学の能力に秀でた世界の学生が実力を競い、交流を深めることが目的である。大会は1968年からハンガリー、当時のチェコスロバキア、ポーランドの東欧3か国によって行われていた高校生の学力試験が発展したものである。第1回大会はプラハ(チェコスロバキア)で開かれ、当初は社会主義国からの参加が中心であったが、1984年アメリカが初参加してから、世界の多くの国が参加するようになった。毎年1回、7月に約10日間の日程で開かれており、参加国は4名以内の選手団を派遣することができる。2010年代に入ってからは約70の国と地域から300人近い生徒が参加している。日本は2003年に開かれた第35回アテネ大会から出場。2010年(平成22)には日本で初めて開催(第42回東京大会)され、68の国と地域から267人の選手が集まった。成績優秀者から順に、上位1割に金、2割に銀、3割に銅のメダルが授与される。
 試験の内容は、原子、化学結合、物理化学、無機化学、有機化学など13分野に及び、筆記と実技が行われる。筆記試験は60点満点、実技試験は40点満点で、その合計で選手の順位が決められる。
 日本では、国際的に通用する化学者の養成を目的に開催される化学グランプリの成績優秀者20名のなかから、国際化学オリンピックの選手団を決定する。化学グランプリは、公益財団法人日本化学会などが、1998年(平成10)に試験的に始めた大会である。翌1999年から化学グランプリの前身となる全国高校化学グランプリの名称で毎年行われるようになり、その後、国際大会の代表選考を兼ねるものとなった。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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