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土師清二 はじ せいじ

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美術人名辞典の解説

土師清二

小説家。本名赤松静太。岡山県生。独学で文学を学び『週刊朝日』の編集に携わりつつ執筆、『砂絵呪縛』が好評を博し時代物の大衆作家として広く知られる。簡素な文体と伝奇性豊かな作風が特色。文芸家協会理事・日本演劇家協会役員等を務める。俳句・釣り・小唄を能くした。代表作に『青鷺の霊』『風雪の人』等がある。昭和52年(1977)歿、83才。

出典|(株)思文閣
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

土師清二 はじ-せいじ

1893-1977 大正-昭和時代の小説家。
明治26年9月14日生まれ。苦学の末,大正8年大阪朝日新聞社にはいる。「旬刊朝日」(のちの「週刊朝日」)の創刊に参画,編集のかたわら連載小説や劇評をかく。退社後,伝奇・時代小説,歴史小説など大衆作家として活躍した。昭和52年2月4日死去。83歳。岡山県出身。本名は赤松静太。作品に「砂絵呪縛(すなえしばり)」「風雪の人」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

土師清二
はじせいじ
(1893―1977)

小説家。岡山県生まれ。本名赤松静太。高等小学校を中退、呉服屋や荒物問屋の丁稚(でっち)奉公を経て、新聞記者となり、『週刊朝日』の創刊に寄与した。1923年(大正12)『水野十郎左衛門』を同誌に連載。25年、大衆作家の親睦(しんぼく)団体「二十一日会」に参加、大衆文学の草創期のメンバーとして活躍、『大衆文芸』発刊とともにその同人となり、長谷川伸(はせがわしん)に親しんだ。伝奇時代長編『砂絵呪縛(すなえしばり)』(1927~37)が好評を博して流行作家の列に加わり、伝奇小説のほかに歴史小説を手がけ、その代表作に『風雪の人』(1957~58)がある。[磯貝勝太郎]
『『土師清二代表作選集』全6巻(1953~54・同光社磯部書房) ▽『砂絵呪縛』2冊(中公文庫)』

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