塩汁鍋(読み)ショッツルナベ

デジタル大辞泉 「塩汁鍋」の意味・読み・例文・類語

しょっつる‐なべ【汁鍋】

鍋料理の一。ハタハタなど白身の魚や豆腐野菜などをしょっつるで味つけしたもの。秋田県郷土料理。しょっつる貝焼かやき 冬》
[類語]鍋物寄せ鍋ちりちゃんこ鍋水炊きおでんしゃぶしゃぶ石狩鍋柳川鍋チゲすき焼き牛鍋ジンギスカン鍋ジンギスカン料理

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精選版 日本国語大辞典 「塩汁鍋」の意味・読み・例文・類語

しょっつる‐なべ【塩汁鍋】

  1. 〘 名詞 〙 しょっつるを使って魚や豆腐、野菜などを煮ながら食べる料理。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「珍しく芹の束があるのを見かけると、それでしょっつる鍋をしようと思い立ち」(出典:台に載る(1965)〈河野多恵子〉)

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日本の郷土料理がわかる辞典 「塩汁鍋」の解説

しょっつるなべ【塩汁鍋】


秋田の郷土料理で、しょっつるで調味しただし汁で、はたはたやたら・ねぎ・豆腐・きのこなどの具材を煮込んだ鍋料理。

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