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多毛作 たもうさく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

多毛作
たもうさく

同じ土地に作物を年に2回以上つくること。土地を反覆利用し,作付け延べ面積を拡大することにより,限られた農地でより高い生産性が上げられる。2回の場合は二毛作,3回の場合は三毛作といい,4回以上の場合に多毛作といわれることが多い。典型例として水稲裏作にムギ,ナタネ,また近郊野菜栽培,短期生育の野菜を含む五毛作,六毛作などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

たもうさく【多毛作】

同じ水田あるいは畑で1年に3作以上の栽培をすること。人口当りの耕地面積が小さく,また1農家当りの経営面積も零細である日本では,歴史的に他国以上に農業生産技術の開発目標を土地の生産性向上に置いてきた。その具体化の一つの方法は多肥集約化であり,もう一つは諸種の集約的栽培方法等を駆使した多毛作化であった。年間の気候の変化幅が大きく,ほとんどいつでも作物が栽培できるだけの土壌水分がある日本では,作物の選択範囲が広く,多毛作を行いやすい恵まれた環境の下にある。

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