日本歴史地名大系 「大垣城跡」の解説
大垣城跡
おおがきじようあと
〔近世初頭の大垣城〕
当城の創設には諸説あるが、「竹腰家旧記」によると、明応九年(一五〇〇)竹腰彦五郎尚綱が牛屋郷に城を築いて三九年間居城。天文七年(一五三八)から甥の摂津守重直が在城したが、同一三年織田信秀に攻められ落城。当時、牛屋郷の名をとって牛屋の城といったという。「美濃明細記」「大垣城主歴代記」などは、中世の当地は東大寺領
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報