精選版 日本国語大辞典 「大引」の意味・読み・例文・類語
おお‐びき おほ‥【大引】
〘名〙
① 三人でめくりカルタをする時、親、胴二(どうに)についで、最後に札をめくる番にあたる者。
※洒落本・傾情知恵鑑(1783)「ひょんなめにあふびきどう二こんな事を聞ひたらば逃げ負にして」
※洒落本・無駄酸辛甘(1785)「言ってみなせへ、おお引にやァ、おれがいるから」
③ =おおびけ(大引)①
※雑俳・柳多留‐五(1770)「大びきはきんぜんとして崩す也」
おお‐ひき おほ‥【大引】
〘名〙 「おおひきあわせ(大引合)」の略。
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