osakaite
化学組成Zn4(SO4)(OH)6・5H2Oの鉱物。三斜晶系,空間群
執筆者:大西 政之
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
亜鉛の含水塩基性硫酸塩。2007年(平成19)当時岡山大学大学院生であった大西政之(まさゆき)(1980― )らによって大阪府箕面(みのお)市平尾鉱山(閉山)から記載された新鉱物。系統分類上の帰属は決定していないが、既存種のなかではナミュー石namuwite(化学式(Zn,Cu)4[(OH)6|SO4]・4H2O)にもっとも近い。合成物の生成条件から約20℃程度の低温、すなわち地表条件で生成されたものと判断される。
自形はやや変形したc軸に扁平(へんぺい)な六角板状。これが皮膜あるいは部分的に鍾乳(しょうにゅう)石状をなす。日本では原産地以外の産出の報告はない。共存鉱物は菱(りょう)亜鉛鉱、水亜鉛土、緑泥石など。命名は原産地にちなむ。
[加藤 昭 2016年1月19日]
大阪石
英名 osakaite
化学式 Zn4[(OH)6|SO4]・4H2O
少量成分 Cu
結晶系 三斜
硬度 <2(ビッカース硬度から逆算)
比重 2.75
色 淡青,白,無色
光沢 (ガラス)
条痕 白~淡青
劈開 一方向に完全
(「劈開」の項目を参照)
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...