亜鉛の含水塩基性硫酸塩。2007年(平成19)当時岡山大学大学院生であった大西政之(まさゆき)(1980― )らによって大阪府箕面(みのお)市平尾鉱山(閉山)から記載された新鉱物。系統分類上の帰属は決定していないが、既存種のなかではナミュー石namuwite(化学式(Zn,Cu)4[(OH)6|SO4]・4H2O)にもっとも近い。合成物の生成条件から約20℃程度の低温、すなわち地表条件で生成されたものと判断される。
自形はやや変形したc軸に扁平(へんぺい)な六角板状。これが皮膜あるいは部分的に鍾乳(しょうにゅう)石状をなす。日本では原産地以外の産出の報告はない。共存鉱物は菱(りょう)亜鉛鉱、水亜鉛土、緑泥石など。命名は原産地にちなむ。
[加藤 昭 2016年1月19日]
働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新