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天ヶ瀬温泉 あまがせおんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

天ヶ瀬温泉
あまがせおんせん

大分県西部,日田市の東部,筑後川上流の玖珠川の渓流に臨む温泉。『豊西説話』によれば,元録 11 (1698) 年に一夜にして湧き出したという。泉質食塩泉単純泉硫酸塩泉泉温 70℃で湯量は多い。露天風呂もあり,周辺の自然環境は美しく,野趣に富む。北九州方面からの浴客が多い。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔大分県〕天ヶ瀬温泉(あまがせおんせん)


大分県日田(ひた)市の天瀬(あまがせ)町にある行楽・保養向きの温泉。筑後(ちくご)川支流の玖珠(くす)川沿いにわく。『豊後国(ぶんごのくに)風土記』に「慍湯(いかりゆ)」と記された温泉とされる古湯。東約2.5kmの湯ノ釣(ゆのつる)温泉にかけての玖珠川の渓谷は、滝や急流が連続する景勝地。ナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉。泉温100℃。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

天ヶ瀬温泉
あまがせおんせん

大分県西部、日田市天瀬(あまがせ)地区にある温泉。JR久大(きゅうだい)本線天ヶ瀬駅の北側にあり、国道210号が通じる。玖珠(くす)川両岸に旅館、ホテルが並び、北九州からの客が多い。夏は河床の露天風呂からカジカやホタルが楽しめる。泉質は単純温泉、硫黄泉、塩化物泉。天武(てんむ)天皇のころ(678)、大地震によって山が崩れ、そこから熱湯が吹き出したといわれ、また『豊西説話(ほうせいせつわ)』には「元禄(げんろく)十一年十月、天ヶ瀬の湯、一夜の間出る」とあり、江戸時代から広く知られていた。[兼子俊一]

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