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天吹 てんぷく

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

天吹
てんぷく

日本の管楽器鹿児島地方独特の竹製無簧 (こう) の縦笛。形は尺八に似て小型。奏者自製のため規格は一定しないが,長さ約 30cm,内径7~8mm。竹の節を3個含む。指孔は前面4,背面5。歌口は尺八型と洞簫 (どうしょう) 型の2種がある。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

あまぶき【天吹】

佐賀の日本酒。酒名は、近くにある天吹山にちなみ命名。ナデシコアベリアシャクナゲなどに由来する花酵母を使用し醸造。純米大吟醸酒大吟醸酒純米吟醸酒、吟醸酒、純米酒、本醸造酒などがある。平成2、7、17、20、22~26年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は山田錦、美山錦、酒こまち、神力など。仕込み水は脊振(せふり)山系の伏流水。蔵元の「天吹酒造」は元禄年間(1688~1704)創業。所在地は三養基郡みやき町東尾。

あまぶき【天吹】

佐賀の米焼酎。酒名は、蔵の近くにある天吹山にちなみ命名。地元産米を脊振山の伏流水で仕込む。原料は米、米麹。アルコール度数25%。麦焼酎、粕取り焼酎もある。蔵元の「天吹酒造」は元禄年間(1688~1704)創業。焼酎と同名の清酒「天吹」の醸造元。所在地は三養基郡みやき町大字東尾。

出典|講談社
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デジタル大辞泉プラスの解説

天吹(あまぶき)

佐賀県、天吹酒造合資会社の製造する日本酒。平成22、23酒造年度の全国新酒鑑評会で金賞を受賞。

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世界大百科事典 第2版の解説

てんぷく【天吹】

日本のノンリードの縦笛の一種。尺八の一変種と見られるが,起源も語源も未詳。古くから薩摩(鹿児島県)にのみ行われ,16世紀ごろ盛行したといわれるが,明治期には衰え,現在では絶滅寸前である。細い布袋竹(ほていちく)で作る。演奏者自製が通例で,手指の幅を基準として切るので寸法は個々に異なるが,管長は約30cm。指孔は尺八と同じく前面4,背面1。竹節を3個含むが,管尻に近い1節は抜かずに小孔をうがつのが特徴的である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

天吹
てんぷく

鹿児島県に伝わる郷土楽器で、尺八によく似た無簧(むこう)(ノン・リード)の縦笛。平たく曲がったホテイチクの根に近い部分でつくり、管の長さ約30センチメートル、外周は7~8センチメートルで、尺八に比べ細く短い。前面4孔、背面1孔の5孔3節であることから、現行尺八の古型の一つとも考えられるが、管尻(かんじり)に近い第1節を節抜きせずに小孔をあける点、また歌口の切り方など、尺八とは著しく異なる。尺八型の歌口もつくられたらしいが、主流は息を集める部分を皮目だけ残して内側からえぐる、つまり中国の洞簫(どうしょう)型である。製管法は原始的で、管長、節、指孔位置なども、製管者によって各管各様である。しかも、指孔は管長ではなく、管の外周の長さで決めるため、安定した音律を得るのが困難である。戦国時代(16世紀末)薩摩(さつま)武士が戦陣のつれづれに愛好したと伝えられるが、伝来は不明。明治以降は急速に衰微、唯一の伝承者となった加治木(かじき)町(現、姶良(あいら)市)在住の白尾國利(しらおくにとし)が1981年(昭和56)天吹同好会を発足させてその伝承保存に努めている。『シラベ』『ツツネ』『タカネ』など、数分の短い楽曲7曲が伝承される。[月溪恒子]
『天吹同好会編・刊『天吹』(1986)』

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世界大百科事典内の天吹の言及

【尺八】より

…名称は標準管長(1尺8寸)に由来する。日本の音楽史上に現れた広義の尺八には,古代尺八,天吹(てんぷく),一節切(ひとよぎり)尺八などもあるが,現行するのは普化(ふけ)尺八のみであるから,以下,それを主として解説する。〈普化尺八〉は〈虚無僧尺八〉とも呼ばれるが,江戸時代にこの楽器が普化宗(禅宗の一種。…

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