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太陽時 たいようじsolar time

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

太陽時
たいようじ
solar time

太陽を 24時間とした時法。太陽の中心が子午線を通過する時刻を正午とし,再び同じ子午線に戻るまでを真太陽時 (→真太陽 ) の1日とするが,これを平均太陽について行えば平均太陽日 (→平均太陽 ) が得られる。この長さを 24等分したものが1太陽時。また,地球自転の不整による誤差を補正したものを暦表時 ETという。いずれも太陽時の一種である。

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百科事典マイペディアの解説

太陽時【たいようじ】

太陽の日周運動を基準とした時刻。真太陽時平均太陽時とがある。
→関連項目時刻

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世界大百科事典 第2版の解説

たいようじ【太陽時 solar time】

太陽に関する地球の自転角度に基づく時刻システムで,真太陽時(視太陽時)と平均太陽時がある。真太陽時は,観測者の子午線から実際の太陽(真太陽)の位置する時圏(天球上の北極,南極および問題とする天体を含む大円)までを西向きを正として測った角度,すなわち時角に12時を加えたものである。太陽が南中する瞬間の太陽の時角は0,したがってこのときの太陽時の時刻は12時つまり正午である。実際の太陽の南中から次の南中までの長さは季節で異なるので,時間基準には平均太陽時を用いる。

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大辞林 第三版の解説

たいようじ【太陽時】

太陽の南中を基準とする時刻。真太陽時・平均太陽時などの種類がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

太陽時
たいようじ

太陽の時角をもって測る時系。これに12時を加えて地方太陽時とする。太陽時には視太陽時と平均太陽時の2種がある。光行差の影響を受けた視太陽の時角に12時を加えたものが視太陽時である。地球の公転軌道は楕円(だえん)のため太陽は黄道(こうどう)上を一様の速さでは運行しない。太陽が黄道上を一様な速さで運行したとしても、時角は赤道座標系に基づいて測るから、赤道に投影した運行の速さは一様でない。この二つの理由で視太陽時は一様な時系ではない。この二つの不等を取り除いて赤道上を一様な速さで運行する仮想の太陽を平均太陽という。平均太陽の時角に12時を加えたものが平均太陽時である。視太陽時から平均太陽時を減じたものが均時差である。グリニジの平均太陽時を世界時という。地方平均太陽時はその地の経度分だけ世界時と違う。[渡辺敏夫]

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世界大百科事典内の太陽時の言及

【時角】より

…これを360度を24時とする時,分,秒の単位で測ると,時角はそのまま天体の南中後の経過時間を表すことになる。とくに太陽の場合,時角はその観測地点での午後の時刻と一致する,すなわち太陽の時角に12時を加えると太陽時が与えられる。また恒星の場合は,赤経0時の星の時角によって恒星時が定義される。…

【時刻】より

…しかし人間の生活は太陽に支配されているが,地球は太陽の周囲を公転しているため,恒星時を使用すると太陽の天空上での動きと一致しない。それで実生活の便宜のために太陽の南中から次の南中までを1日(太陽日)とし,それを24等分して1時間(太陽時)として実用した。しかし地球は楕円軌道を回っているため1太陽日が季節によって変動があるので,1年間の太陽日を平均して1日(平均太陽日)としそれに基づいて1時間を定めている。…

※「太陽時」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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