デジタル大辞泉 「如く」の意味・読み・例文・類語 し・く【▽如く/▽若く/▽及く】 [動カ五(四)]1 同じ程度の能力や価値などをもつ。匹敵する。多く、あとに打消し・反語の表現を伴って用いる。「実力では彼に―・く者はいない」2 追いつく。到達する。「吾が愛妻はしづまにい―・き会はむかも」〈記・下・歌謡〉[類語]適う・及ぶ・並ぶ・匹敵する・比肩する・伍ごする・敵する・並立する・伯仲する・肩を並べる ごとく【▽如く】 《比況の助動詞「ごとし」の連用形》活用語の連体形、体言、助詞「の」「が」に付いて、比喩ひゆ・例示を表す。…のように。…のとおり。「彼の言うごとく市場はまもなく安定した」「脱兎のごとく逃げ帰った」「10年前のことが今さらのごとく思い出される」[補説]現代では文章語的表現、または改まった表現をする場合に用いられる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by