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安寿・厨子王 あんじゅずしおう

世界大百科事典 第2版の解説

あんじゅずしおう【安寿・厨子王】

説経《山荘太夫(さんしようだゆう)》に出てくる姉弟の名。奥州54郡の主,岩城判官正氏は帝の勘気をこうむり,筑紫国安楽寺に流される。その子安寿,厨子王は父を慕いまた失われた領地を回復するため,母や乳母とともに京へ向かう。途中越後国直江津で人買い山岡太夫にだまされ,母は蝦夷へ,姉弟は丹後由良の山荘太夫のところへ売られる。奴隷として姉は潮くみ,弟はしば刈りに従い酷使される。姉は弟を逃がすためにひとりとどまり,火責め水責めの刑にあって死ぬ。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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