コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

宋襄の仁 ソウジョウノジン

3件 の用語解説(宋襄の仁の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

そうじょう‐の‐じん〔ソウジヤウ‐〕【宋×襄の仁】

《「春秋左伝」僖公二二年から》無益の情け。つまらない情けをかけてひどい目にあうこと。襄公楚(そ)と戦ったとき、公子の目夷(もくい)が敵が陣を敷かないうちに攻めようと進言したが、襄公が人の困っているときに苦しめてはいけないと言って敵に情けをかけたために負けてしまったという故事による

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

そうじょうのじん【宋襄の仁】

〔宋と楚との戦いの際、宋の公子目夷が楚の布陣しないうちに攻撃しようと進言したが、襄公は君子は人の困っているときに苦しめてはいけないといって攻めず、楚に敗れたという「左氏伝僖公二十二年」の故事による〕
不必要な哀れみを施してひどい目にあうこと。無益の情け。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

宋襄の仁
そうじょうのじん

不必要な情けや哀れみをかけたために、かえって小ひどいめにあうこと。「宋の襄公の仁義」の意。中国、春秋時代に宋の襄公茲父(じほ)が楚(そ)との戦いに際して、「楚の布陣が完了しないうちに先制攻撃をかけよう」という公子目夷(もくい)の進言を、「君子は人が困っているときに苦しめてはならない」といって退け、ついに楚に敗れてしまったのを、世人が「宋襄の仁」といって笑った、と伝える『十八史略』「一」などの故事による。[田所義行]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

宋襄の仁の関連キーワード左伝寛猛相済う玉趾を挙ぐ天威咫尺東道の主輔車相依る蒙塵言葉は身の文春秋左伝董狐の筆

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

宋襄の仁の関連情報