国立大学法人。1949年(昭和24)北海道大学附属土木専門部、室蘭高等工業学校を統合し、電気工学、工業化学、鉱山工学、土木工学の4学科からなる工学部だけの国立大学として発足。1964年、併設されていた工業短期大学部(1960年設置)が昇格し工学部第二部となる。1990年(平成2)に工学部第一・二部の全学科を改組し工学部1学部となり、主として夜間に授業を行うコースも開設している。2010年(平成22)時点で、建築社会基盤系、機械航空創造系、応用理化学系、情報電子工学系の4学科がある。大学院は工学研究科(修士・博士課程)が設置されている。2004年4月、国立大学法人法の施行に伴い、国立大学法人となる。所在地は北海道室蘭市水元町27-1。
[馬越 徹]
『室蘭工業大学編・刊『室蘭工業大学百年』(1990)』
北海道室蘭市にある。1949年(昭和24)北海道大学附属土木専門部,室蘭工業専門学校を基盤として設置された。基本理念は「自然豊かなものづくりのまち室蘭の環境を活かし,総合的な理工学教育を行い,未来をひらく科学技術者を育てるとともに,人間・社会・自然との調和を考えた創造的な科学技術研究を展開し,地域社会さらには国際社会における知の拠点として豊かな社会の発展に貢献します」である。2017年(平成29)8月現在の学部生2801人,大学院生533人。近年,環境調和材料工学研究センターにおいて,希土類(レアアース)の特徴的な研究が推進されていることで有名である。関東地区での諸活動に活用可能な東京事務所(東京都港区西新橋)がある。
著者: 蝶慎一
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
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