専断(読み)センダン

精選版 日本国語大辞典 「専断」の意味・読み・例文・類語

せん‐だん【専断・擅断】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 自分の考えでかってにとりきめること。自分だけの判断で事を行なうこと。また、そのさま。〔広益熟字典(1874)〕
    1. [初出の実例]「歴史中の人物をば作者が専断(センダン)意見をもて」(出典小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下)
    2. [その他の文献]〔韓詩外伝‐巻四〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「専断」の読み・字形・画数・意味

【専断】せんだん

専決。〔史記儒林、呂歩舒伝〕舒、長に至る。を持して淮南の獄を決せしむ。侯に於て擅(ほしいまま)に專斷して報ぜず、春秋の義を以て之れを正す。天子皆以て是と爲す。

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