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島津久基 しまづ ひさもと

デジタル大辞泉の解説

しまづ‐ひさもと【島津久基】

[1891~1949]国文学者。鹿児島の生まれ。東大教授。源氏物語や中世の説話・物語文学の研究に貢献した。著「対訳源氏物語講話」「義経伝説と文学」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

島津久基 しまづ-ひさもと

1891-1949 大正-昭和時代の国文学者。
明治24年4月16日生まれ。一高,東洋大教授をへて,昭和18年母校東京帝大の教授となる。古代・中世の伝説・説話・物語文学の研究にとりくみ,とくに「源氏物語」の研究にすぐれた。昭和24年4月8日死去。59歳。鹿児島県出身。著作に「対訳源氏物語講話」「国文学の新考察」など。

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世界大百科事典 第2版の解説

しまづひさもと【島津久基】

1891‐1949(明治24‐昭和24)
日本文学研究者。鹿児島県生れ。東京帝大教授などを務める。伝説,中世小説,《源氏物語》など研究は多方面にわたるが,《対訳源氏物語講話 桐壺~賢木》6冊(1930‐50)は,深い味読に裏打ちされた,親しみやすくしかも精到な注釈書であり,源氏研究に新生面を開いた。論文集として《義経伝説と文学》(1935),《源氏物語新考》(1936),《紫式部の芸術を憶ふ――源氏物語論攷》(1949)などがある。【杉山 康彦】

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大辞林 第三版の解説

しまづひさもと【島津久基】

1891~1949) 国文学者。鹿児島県生まれ。東大教授。古代中世の伝説・説話・物語研究に業績をあげた。著「近古小説新纂」「義経伝説と文学」など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

島津久基
しまづひさもと

[生]1891.4.16. 鹿児島,伊敷
[没]1949.4.8. 鎌倉
国文学者。東京大学文科卒業。第一高等学校教授を経て,東京大学教授。文学博士。伝説,御伽草子,『源氏物語』などの研究に優れた業績を残した。主著近古小説新纂初輯』 (1928) ,『義経伝説と文学』 (1935) ,『対訳源氏物語講話』 (1930~49) など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

島津久基
しまづひさもと
(1891―1949)

国文学者。鹿児島県生まれ。東京帝国大学文科大学文学科卒業。第一高等学校教授、東洋大学教授などを経て東大教授。文学博士。学位論文「近古稀覯(きこう)小説の研究」は『近古小説新纂初輯(しんさんしょしゅう)』(1928)として刊行された。古代中世の伝説・説話・物語文学の研究に優れた業績をあげ、該博な知見を駆使した緻密(ちみつ)な考証態度と柔軟尖鋭(せんえい)な感性の統一された研究方法は独自。『対訳源氏物語講話』6冊(1930~49)、『義経(よしつね)伝説と文学』(1935)、『源氏物語新考』(1936)、『国文学の新考察』(1941)、『日本文学考論』(1947)などがある。[秋山 虔]
『『対訳源氏物語講話』復刻版・全6巻(1983・名著普及会)』

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