コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

川上澄生 かわかみ

7件 の用語解説(川上澄生の意味・用語解説を検索)

美術人名辞典の解説

川上澄生

木版画家。神奈川県生。本名は澄雄。青山学院高等科卒業。渡米後、英語教師を務めながら、独学で版画を制作。戦後は版画を中心に日本画・油絵・ガラス絵等の制作も行った。国画会会員。日本創作版画協会会員。日本版画協会創立会員。栃木県文化功労章受章。昭和47年(1972)歿、77才。

出典|(株)思文閣
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

かわかみ‐すみお〔かはかみ‐〕【川上澄生】

[1895~1972]版画家。神奈川の生まれ。北アメリカを放浪して帰国後、教職のかたわら木版画を制作。異国趣味の作風で知られ、詩画集などの木版本を刊行。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

川上澄生【かわかみすみお】

版画家。横浜市生れ。青山学院高等科卒。在学中より木版画を始める。卒業後カナダアラスカを旅行。1921年宇都宮市の中学で英語教師を務めつつ,国画会等に発表。明治期の文明開化雰囲気を伝えるものや,南蛮調の作風で知られる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

川上澄生 かわかみ-すみお

1895-1972 大正-昭和時代の版画家。
明治28年4月10日生まれ。青山学院高等科在学中に合田(ごうだ)清を知り,木版画をはじめる。カナダなどを放浪後,中学の英語教師をつとめるかたわら木版画家として活動。のち日本創作版画協会会員,国画会会員。文明開化調や南蛮趣味の作品を発表。昭和47年9月1日死去。77歳。神奈川県出身。本名は澄雄。詩画集に「青髯(あおひげ)」など。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

かわかみすみお【川上澄生】

1895‐1972(明治28‐昭和47)
版画家。横浜市に生まれる。1916年青山学院高等科を卒業。17‐18年,カナダ,アメリカに滞在,各地で働き,かつ放浪する。帰国後,21年より栃木県立宇都宮中学で英語を教えるかたわら,木版画を始め,26年国画創作協会展出品の《初夏の風》,27年出版の小型絵入本《青髯》によってロマンティックな作風が注目された。その版画制作はあくまで個人的趣味の範疇(はんちゆう)にあり,素人版画家を自任していた。それだけに生来孤独な精神の放浪者,夢想家として気ままに自己の世界を作品に投影し,《絵の上の静物》(1927),《蛮船入津》(1953)など初期から晩年まで,文明開化趣味,南蛮趣味を盛った独得の耽美的モダニズムの版画を制作した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

かわかみすみお【川上澄生】

1895~1972) 版画家。横浜生まれ。北アメリカを放浪ののち帰国。教職の傍ら、木版画と詩文の刻印を始め、浪漫的傾向の木版本を残した。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

川上澄生
かわかみすみお
(1895―1972)

版画家。横浜市生まれ。1916年(大正5)青山学院高等科を卒業し、翌年から1年余りカナダ、アラスカ、アメリカへ放浪の旅をする。21年から栃木県立宇都宮中学校の英語教師となり、このころから木版画家として活動を始めた。27年(昭和2)日本創作版画協会の会員となり、また国画会展にも出品し、42年には同会の会員となる。文明開化調や南蛮異国趣味に独特の作風を示した。49年(昭和24)第1回栃木県文化功労賞を受賞。また昭和初めから『青髯(あおひげ)』『えげれすいろは』ほか小形木版本を多数刊行した。[小倉忠夫]
『『川上澄生全集』全14巻(中公文庫)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

川上澄生の関連キーワード長谷川潔織田一磨横浜市横浜市立大学神奈川県横浜市南区大岡神奈川県横浜市港北区新横浜神奈川県横浜市磯子区滝頭神奈川県横浜市中区本町神奈川県横浜市中区横浜公園相笠昌義

今日のキーワード

太陽系外惑星

太陽以外の恒星を回る惑星。その存在を確認する方法として、(1)惑星の重力が引き起こす恒星のわずかなふらつき運動を、ドップラー効果を用いて精密なスペクトル観測により検出する、(2)惑星が恒星の前面を通過...

続きを読む

コトバンク for iPhone

川上澄生の関連情報