市川荒五郎(3代)(読み)いちかわ あらごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川荒五郎(3代)」の解説

市川荒五郎(3代) いちかわ-あらごろう

1833-1906 幕末-明治時代の歌舞伎役者
天保(てんぽう)4年生まれ。5代市川団蔵に入門,団次郎を名のる。大坂稲荷(いなり)芝居に出演。明治5年3代荒五郎を襲名し,大阪の筑後(ちくご)芝居の「殿下茶屋聚(むら)」で敵役役者の地位を確立。当たり役は「崇禅寺馬場」の生田伝八郎など。明治39年2月24日死去。74歳。大坂出身。本名は小川荒五郎。俳名は市眼。屋号は三河屋。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android