平舘海峡(読み)タイラダテカイキョウ

デジタル大辞泉 「平舘海峡」の意味・読み・例文・類語

たいらだて‐かいきょう〔たひらだてカイケフ〕【平舘海峡】

青森県北部、津軽半島下北半島との間にある海峡。幅11キロメートル。付近タラの好漁場として知られ、ホタテガイ養殖も盛ん。本州北海道を結ぶ海上交通要路

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「平舘海峡」の意味・わかりやすい解説

平舘海峡
たいらだてかいきょう

青森県北部,津軽半島下北半島の間にある海峡。北の津軽海峡と南の陸奥湾の二つの海域をつなぐ。平均幅約 11kmで,北海道函館市と青森県青森市フェリーで結ぶ重要な海上交通路となっている。海峡の両側は,山地が海に迫り急崖をなす。津軽半島側の明神崎には明治2(1869)年に設置された平舘灯台がある。

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改訂新版 世界大百科事典 「平舘海峡」の意味・わかりやすい解説

平舘海峡 (たいらだてかいきょう)

青森県の津軽半島と下北半島の間にあり,陸奥湾と津軽海峡をつなぐ幅約11kmの海峡。北海道と本州をつなぐ青函航路通り連絡船をはじめ各種船舶が航行し,日本の交通幹線上の要路にあたる。また,1980年からは,津軽半島の蟹田(かにた)と下北半島の脇野沢を結ぶフェリーが就航している。西岸外ヶ浜町の旧平舘村に平舘灯台がある。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「平舘海峡」の意味・わかりやすい解説

平舘海峡
たいらだてかいきょう

青森県北部、津軽半島と下北半島間にある海峡。北は津軽海峡、南は陸奥(むつ)湾に続く。海峡幅は約11キロメートル、中央部の水深50~90メートル。本州と北海道を結ぶ連絡船の航路にあたり、津軽半島の明神崎に平舘灯台があり、フェリーや沿岸漁船の航海・操業の安全に寄与している。

横山 弘]

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