コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

康居 こうきょ Kang-ju; K`ang-chü

5件 の用語解説(康居の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

康居
こうきょ
Kang-ju; K`ang-chü

中央アジアの古代の遊牧民族あるいはその国家。『漢書』によれば,本拠は卑 闐城と記され,その王は冬は楽越匿,夏は蕃内にいたとあり,一定の地域内を遊牧していたことがうかがわれる。チュルク系の部族で,シルダリア中流域にいたと考えられる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

こうきょ〔カウキヨ〕【康居】

中国の代の史書に見えるトルコ遊牧民中央アジアシル川下流域からキルギス平原を本拠地とした。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

康居【こうきょ】

中国の漢・魏時代の史書にみえる中央アジアの国。張騫(ちょうけん)の報告で中国に知られ,シル・ダリヤ川の下流域のトルコ系遊牧民が中心。東は烏孫(うそん),西は奄蔡(えんさい),南と南東は大月氏(月氏)と接し,東西貿易路に当たっていた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

大辞林 第三版の解説

こうきょ【康居】

中国、漢・魏時代の史書にみえるシルダリア下流域のトルコ系遊牧民。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

康居
こうきょ

中央アジアの一民族で、漢、魏(ぎ)、晋(しん)代の中国史書にみられる。シルダリヤ中流域を本拠地とし、最盛期(前漢代)にはソグド地方をも従属下に置いた。シルク・ロードのいわゆる草原ルートの中央に位置し、東は烏孫(うそん)を通じて匈奴(きょうど)、漢に至り、西はアラル海方面の奄蔡(えんさい)を通じて黒海北岸に達し、南は大月氏(だいげっし)と接していた。史書によれば、康居は夏冬の2期に住地を変える遊牧民であったが、同時に城郭をももっていた。近年、カラ・タウ山脈南麓(なんろく)からタシケントにかけてのシルダリヤ中流域で、多数の集落址(し)、都城址、墓地が発掘されているが、そのうち紀元前3世紀~後4世紀に属するものが、しばしば康居と結び付けられて考えられている。[林 俊雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

康居の関連キーワード悦般焉耆中央アジア奄蔡東洋音楽羅越フジャンドカラテペ(中央アジア)中央アジア大暴動《中央アジアの草原にて》

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone