コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

御薪 みかまぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

御薪
みかまぎ

律令制下,毎年1月 15日諸官諸司が宮内省に納めた。またその儀式をさす。7世紀の中頃天武天皇のときに始った。令の規定で,在京の文武官人位階に応じて一定数の薪を納める。平安時代には,畿内国司も御薪を納めることが『延喜式』に規定され,さらに諸大寺にもこの風習が普及した。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

み‐かまぎ【薪】

《「御竈木(みかまぎ)」の意》
律令時代、毎年正月15日に、百官宮中献上した薪。また、その献上の儀式。
神社や寺院に奉納したり、そこでたいたりする薪。
江戸時代武家で正月15日に割った薪に墨で12本の線(閏年は13本)を書き、門の両側の柱に寄せ掛けて立てたもの。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

みかまぎ【御薪】

律令時代、毎年正月15日に、在京の官人が位階に応じて一定数量の薪たきぎを宮内省に進納する儀式。また、その薪。天皇に忠節を示すものとして中国の行事を移入したものといわれる。
江戸時代、武家で正月15日に門の両柱に飾った薪。割り薪に墨で一二本(閏年は一三本)の横線が引いてある。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

御薪の関連キーワード天皇寺院横線忠節粥杖

今日のキーワード

大義

1 人として守るべき道義。国家・君主への忠義、親への孝行など。「大義に殉じる」2 重要な意義。大切な事柄。「自由平等の大義を説く」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

御薪の関連情報