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忍路土場遺跡 おしょろどばいせき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

忍路土場遺跡
おしょろどばいせき

北海道小樽市にある縄文時代後期の低湿地遺跡。周辺にはストーン・サークルとして有名な忍路環状石籬がある。 1985~88年に北海道教育委員会が農道整備事業に伴う事前調査を実施,膨大な量の土器,石器が出土した。また低湿地のため有機質遺物の状態がよく,木製品木器,樹皮製品,繊維製品,漆工品などが多量に出土し,当時の生活の具体的なあり方が復元できる資料になっている。動物遺存体も豊富にあり,この面からも生活の復元が可能である。

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百科事典マイペディアの解説

忍路土場遺跡【おしょろどばいせき】

北海道小樽市にある縄文時代後期を中心とする低湿地遺跡。付近には忍路環状列石がある。1985年―1987年,河川の周辺で,食糧の加工,石器・木製品の製作,漆工など各種の作業が行われていたことを示す,おびただしい量の遺物や遺構が発掘された。

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世界大百科事典内の忍路土場遺跡の言及

【ストーン・サークル】より

…北海道のストーン・サークルには,大型の立石列が大きく円形ないし楕円形にめぐり,この区画内に敷石の施された石棺状の墓壙を有するものと,小規模な円形にめぐる立石列をもち,この内側に配石が施され,さらにその下部に墓壙を有するものなどがある。前者は環状石籬といわれているもので,忍路(おしよろ)地鎮山遺跡や日吉遺跡,さらに内部は未調査であるが,長径30m,短径22mの大規模な立石列を有する忍路土場遺跡などが著名である。後者のような小規模なものは,数基まとまって発見されることが多く,西崎山遺跡,音江遺跡北側,北栄遺跡などに発見例がある。…

※「忍路土場遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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