日本歴史地名大系 「志苔館跡」の解説
志苔館跡
しのりたてあと
津軽海峡が一望できる標高一八―二五メートルの海岸段丘南端にある中世の館跡。国指定史跡。道南十二館の一つ。館の正面は西(やや南)向きで、西側を南流する
「新羅之記録」には「志濃里之館」と記され、「志濃里ノ城」(松前家記)、「志乃利」(福山秘府)ともみえる。また西の
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
津軽海峡が一望できる標高一八―二五メートルの海岸段丘南端にある中世の館跡。国指定史跡。道南十二館の一つ。館の正面は西(やや南)向きで、西側を南流する
「新羅之記録」には「志濃里之館」と記され、「志濃里ノ城」(松前家記)、「志乃利」(福山秘府)ともみえる。また西の
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…現在は水産加工業,飲料・飼料・タバコ製造業を主産業とし,造船はかつての隆盛にはない。 明治期の洋風建築,旧函館区公会堂(重要文化財),開港場商家の太刀川家住宅店舗(重要文化財)をはじめ,市街地北部に五稜郭跡(特史),西部には銭甕(ぜにがめ)の出土で知られる中世の志苔館(志濃里館)(しのりたて)跡(史),湯ノ川温泉,トラピスチヌ修道院がある。【奥平 忠志】
[箱館]
古くはアイヌ語で〈ウスケシ(入江の端)〉,〈ウショロケシ(湾内の端)〉と呼ばれ,宇須岸,臼岸などの字をあてた。…
※「志苔館跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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