忽せ(読み)ユルガセ

デジタル大辞泉 「忽せ」の意味・読み・例文・類語

ゆるがせ【×忽せ】

[形動][文][ナリ]《「いるかせ」の音変化。室町時代までは「ゆるかせ」》
1 物事をいいかげんにしておくさま。なおざり。おろそか。「師の教えを忽せにはできない」
2 寛大なさま。のんびりしたさま。
「親の、子に―なるは」〈浮・永代蔵・五〉
[類語]おろそか・なおざり・仮初め・安易・甘い・手ぬるい・生ぬるい・甘っちょろい・いいかげん・手軽てがる・楽・安直・適当・杜撰ずさん・放漫・漫然・閑却・等閑とうかん・お座なり・粗末・でたらめ・ぞんざい・投げ遣り・ちゃらんぽらん・易きに付く

いるかせ【×忽せ】

[形動ナリ]おろそかなさま。いい加減であるさま。ゆるがせ。
「何ぞ僧を―にせんや」〈今昔・一七・一一〉

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