手軽(読み)テガル

デジタル大辞泉の解説

て‐がる【手軽】

[形動][文][ナリ]手数がかからず、簡単なさま。「手軽な食事」「手軽に扱えるカメラ」
[派生]てがるさ[名]

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

てがる【手軽】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
〔形容詞「てがるい」の語幹から〕
手間のかからないこと。楽に処理できること。また、そのさま。安直。 「持ち歩きに-な鞄かばん」 「夕食は-にすませる」
[派生] -さ ( 名 )

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

て‐がる【手軽】

〘形動〙 (形容詞「てがるい」の語幹から)
① 面倒な手数をかけないさま。簡単でたやすいさま。筒易。軽便。
浄瑠璃・菖蒲前操弦(1754)四「茶店も手軽(テガル)に大和葺(やまとぶき)
※浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二「『よろしい承知した』と手軽な挨拶」
② 動作が機敏なさま。すばやいさま。

て‐がる・い【手軽】

〘形口〙 てがる・し 〘形ク〙
① 物事を行なうのに手数をかけない。
※洒落本・伊賀越増補合羽之龍(1779)向ふ島之段「爰をばざっと手軽(テカル)くして、俄をみるは土手ごんす」
※浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一「高い男は〈略〉失敬の挨拶も手軽るく」
② するのに手ぎわがいい。さっさとやってのける。〔日葡辞書(1603‐04)〕
③ 大した程度でない。重大でない。また、おおまかで、いいかげんである。
※人情本・明烏後正夢(1821‐24)初「我子の小次郎が首をきるといふも、あんまり手軽(テガル)い仕様じゃァござりませんか」
てがる‐さ
〘名〙

て‐がろ・い【手軽】

〘形口〙 てがろ・し 〘形ク〙 =てがるい(手軽)
※六波羅殿御家訓(13C中)第二一条「聊もをほつかなくをもはむ処には、手かろき若党大刀をもたすへし」
※開化問答(1874‐75)〈小川為治〉二「米納なれば〈略〉米を以てすぐに俵に作り上納するまでにて甚だ手軽(テガロ)き事なれども」

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