( 1 )「古事記‐上」に見える神名「大戸惑子神」の訓注に「訓レ惑云二麻刀比一」とあるところから古くは「まとふ」と清音であったとされる。
( 2 )本来は、事態をじゅうぶん把握できずに対処のしかたに迷う意である。平安時代後期になると「まよふ(迷)」との区別が薄れる。
( 3 )「まよう(まよふ)」が進む道や目標がわからずあちこち動き回るという行動に重点があるのに対して、「まどう(まどふ)」は、どちらかというとどうしたらよいかわからずおろおろするという心理状態に重点があると言われる。
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...