愚痴る(読み)グチル

デジタル大辞泉 「愚痴る」の意味・読み・例文・類語

ぐち・る【愚痴る】

[動ラ五(四)]《「ぐち(愚痴)」の動詞化》愚痴を言う。「いつも―・ってばかりいる」
[類語]ぼやくこぼすかこつぶうぶうなんのかのとやかくなんだかんだどうのこうの減らず口ごねるごてるくねるああ言えばこう言う言葉を返す異を唱えるけちを付ける愚痴っぽい愚痴をこぼす不平を鳴らす不平を並べる御託を並べる

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精選版 日本国語大辞典 「愚痴る」の意味・読み・例文・類語

ぐち・る【愚痴】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 名詞「ぐち(愚痴)」の動詞化 ) ぐちを言う。不平小言(こごと)をもらす。
    1. [初出の実例]「何しても両雄舌を揃へて愚痴るンだから堪らねえ」(出典:其面影(1906)〈二葉亭四迷〉二七)

愚痴るの補助注記

一説に「ぐずる」の転訛であるという。

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