何の彼の(読み)ナンノカノ

デジタル大辞泉 「何の彼の」の意味・読み・例文・類語

なん

あれやこれや。なんのかんの。「年末は何の彼のと忙しい」
[類語]何やかやどうこうそうこうあれこれとかくとこうあちこち何かと何かといえば何かにつけ何くれ何くれとなくかれこれなんだかんだどうのこうのそこここああだこうだぶうぶうとやかく減らず口愚痴る愚痴をこぼすぼやくこぼすごねるごてるくねるああ言えばこう言う御託を並べる言葉を返す異を唱えるけちを付けるあれやこれやとざまこうざまもろもろ広い幅広い手広い広範広範囲多方面多角多面多岐様様各種種種諸種いろいろ多様多様化多面的多種多種多様多彩数数いろんなとりどり色とりどり百般万般諸般多元多元的多角的横断的複眼的おしなべて全般に一般総じて概して多くおおむね大概普通通例通常一体に総体およそあまね雑多よろず各人各様十人十色千差万別マルチ事事物物種種雑多各様種種くさぐさ玉石混淆こんこう凡百ぼんぴゃく百態百事百千万端各般数多あまた数多すうた数次幾度等等諸相諸物山ほどざらごちゃごちゃ枚挙にいとまがない十指に余るあの手この手エトセトラ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「何の彼の」の意味・読み・例文・類語

なんの【何の】=彼(か)の[=かんの・かのの]

  1. ああだのこうだの。あれやこれや。
    1. [初出の実例]「ヒエノヤマ ワ nanno(ナンノ) canoto(カノト) ユウテ ドウシン セズ」(出典:天草本平家(1592)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android