成就寺
じようじゆじ
[現在地名]建部町富沢
藤田のうちにあり、鳥越峠に向かう道に面する。藤田山と号し、日蓮宗、本尊は十界大曼荼羅。報恩大師建立備前四八ヵ寺の一つに数えられ、もと天台宗であったが、正平年中(一三四六―七〇)に大覚によって日蓮宗となったと伝える。以後金川(現御津町)の松田氏の保護の下に栄え、盛時には一二坊・末寺三をかかえる中本寺であった。
成就寺
じようじゆじ
[現在地名]小諸市小諸 乙 六供
真言宗智山派。天国山吉祥院成就寺。本尊は阿弥陀如来。
永正元年(一五〇四)の創建と伝え、小諸城の鬼門にあたるゆえ、鬼門除けとして小諸城主の祈願所とされた(小諸砂石鈔)。六供の名は、成就寺の六房より出るという。
寛保二年(一七四二)七月の中沢川の大氾濫では、本寺も大被害を受け、小諸領内水害書留(与良清氏蔵)によれば「本堂・眠蔵・庫裏・聖天堂・鐘楼釣鐘共、右不残押流。
成就寺
じようじゆうじ
[現在地名]三原市本町
妙正寺坂の東にあり、神応山と号し臨済宗妙心寺派。本尊千手観音。「三原志稿」によると、もと豊田郡高山城下(現豊田郡本郷町)にあった小早川貞平の菩提所で、開山は琴江令薫(春平次男)。その後兵火に罹り、小早川正平により再建、正平の菩提所ともなり、小早川隆景により三原城府に移されたという。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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