所存(読み)しょぞん

精選版 日本国語大辞典 「所存」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ぞん【所存】

〘名〙 心に思う所。考え。おもわく。
※含英集抜萃‐建久一〇年(1199)四月日・僧円智勧進帳「且心底有所存、且夢中有告」
浮世草子世間娘容気(1717)四「此方へ聟をとる所存(ショゾン)なれば他へ縁組は思ひよらず」

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デジタル大辞泉 「所存」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ぞん【所存】

心に思うところ。考え。「精いっぱい努力する所存です」
[類語]感想所感所懐考え思い想念思念ねん気持ち感懐胸懐心懐胸中心中しんちゅう心事心情心境感慨万感偶感思考思索一存

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普及版 字通 「所存」の読み・字形・画数・意味

【所存】しよぞん

考えること。明・方孝孺〔窩記〕余(われ)少(わか)くして、古の(たうじや)をふ。長孺子布をして、之れとはらんと欲するも得べからず。則ちの士にはり、以て其の存するるを思ふ。

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