払暁(読み)フツギョウ

デジタル大辞泉 「払暁」の意味・読み・例文・類語

ふつ‐ぎょう〔‐ゲウ〕【払暁】

明けがた。あかつき
[類語]夜明け明け方明け未明朝まだき黎明朝明け残夜かわたれ時白白明け朝ぼらけ有明東雲しののめ早暁薄明夜明け前鶏鳴あした朝方朝っぱら早朝モーニング

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精選版 日本国語大辞典 「払暁」の意味・読み・例文・類語

ふつ‐ぎょう‥ゲウ【払暁】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ふっきょう」とも ) 夜が明けようとするころ。あけがた。よあけ。あかつき。黎明。ふきょう。
    1. [初出の実例]「払暁向禅林寺」(出典小右記‐長保元年(999)七月三日)
    2. 「一日払暁(〈注〉ヨアケ)に、債主数人門外に立ち」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇)

ふ‐きょう‥ケウ【払暁】

  1. 〘 名詞 〙 「ふつぎょう(払暁)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「ふけうに鎌倉をいでて」(出典:曾我物語(南北朝頃)五)

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普及版 字通 「払暁」の読み・字形・画数・意味

【払暁】ふつぎよう

よあけ。

字通「払」の項目を見る

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