( 1 )「能因歌枕」に「暁をば、たまをしけ、あけぼの、しののめと云」とある。中古以降、主として和歌の中で、「しののめの別れ」「しののめの道」のように相愛の男女の別れを詠むのに用いられた。夜明け直前の時分を指し、「あけぼの」よりもやや暗いころと考えられる。
( 2 )「万葉集」に、「小竹之眼」「細竹目」と表記されて「偲ぶ」「人には忍び」にかかる、語義未詳の「しののめ」が見られる(次項参照)。これを、篠竹を簾状に編んだものと考え、この編目が明かり取りの用をなしたところから、夜明けの意に転じたと見る説がある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…なお,植民地新聞も広義には邦字新聞といえるが,その多くは日本の植民地支配の出先機関のメディア〈準広報紙〉という性格をもつものである。
[アメリカ,カナダにおける発展]
1982年4月現在15種と最も多く邦字新聞が発行されているアメリカにおける最初の邦字紙は,1886年7月,サンフランシスコで出された《東雲(しののめ)》(発行者中村隼雄,編集掛島内寛治)とされる。中村は福音会に所属,島内は帰国後大井憲太郎の普通選挙期成同盟,日本労働協会などで活躍した人物である。…
※「東雲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新