所思(読み)ショシ

デジタル大辞泉 「所思」の意味・読み・例文・類語

しょ‐し【所思】

心の中で思っている事柄。思うところ。考え。所懐。「ここに所思一端を述べる」
[類語]意見考え見解主張所説所論持説持論私見私意私考所見見方オピニオン尊敬貴意高見謙譲愚見卑見私見管見

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精選版 日本国語大辞典 「所思」の意味・読み・例文・類語

しょ‐し【所思】

  1. 〘 名詞 〙 思うところ。考えている事柄。考え。所懐。所見。
    1. [初出の実例]「浩蕩所思向誰説、旅亭風雨夜鐙疎」(出典:蕉堅藁(1403)四明館駅簡龍河猷仲徽)
    2. 「聊か妾の所思(ショシ)を述べん」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五二)
    3. [その他の文献]〔古楽府‐傷歌行〕

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普及版 字通 「所思」の読み・字形・画数・意味

【所思】しよし

思うこと。感慨。唐・宋之問〔下山歌〕詩 嵩山を下れば、思多し 佳人を携へて、むこと遲遲(ちち)たり

字通「所」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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