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捷号作戦 しょうごうさくせん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

捷号作戦
しょうごうさくせん

太平洋戦争末期に日本軍が立案した作戦計画。 1944年6月マリアナ沖海戦に敗れ,サイパン,グアムなどを失った結果,日本はその後方の地域において,最終的決戦を求めざるをえなくなった。この作戦が「捷号作戦」で,敵がフィリピンに来攻する場合が「捷1号」,台湾,南西諸島の場合が「捷2号」,九州,四国,本州が「捷3号」,北海道が「捷4号」として計画された。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

捷号作戦
しょうごうさくせん

太平洋戦争の末期、アメリカ軍の反攻の本格化に対処するため大本営が策定した日本軍の作戦計画。1944年(昭和19)7月、マリアナ諸島の喪失によって「絶対国防圏」の一角が崩れ、日本周辺地域へのアメリカ軍の進攻作戦が切迫化するに及んで、大本営は、アメリカ軍の進攻予想方面を対象とした捷号作戦計画を策定した。これは、フィリピン、台湾、南西諸島、本土、千島の防衛を強化し、そのいずれかの地域にアメリカ軍が来攻した場合、陸海空の戦力を随時結集して決戦を行おうとするものであり、捷一号作戦(フィリピン方面決戦)、捷二号作戦(台湾、南西諸島方面決戦)、捷三号作戦(北海道を除く本土決戦)、捷四号作戦(千島、樺太(からふと)、北海道方面決戦)が計画された。このうち、実際に実施されたのは、同年10月のアメリカ軍のフィリピン進攻作戦に際して発動された捷一号作戦であったが、同作戦は日本軍の完敗に終わった。[吉田 裕]

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