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損田法 そんでんほう

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世界大百科事典 第2版の解説

そんでんほう【損田法】

日本古代,律令国家の損田に対する租税免除措置等の処分法。損田とは耕作可能な堪佃田(かんでんでん)のうち,播種後に災害などで不熟田化した田地をいう(図)。それら諸田と収租の明細は,毎年国司により租帳に記載され,貢調使に付して中央に報告されたが,その際,損田の実状把握とそれに対する租税免除をいかにするかが不堪佃田の処分とともにもっとも重要な問題であった。(1)戸別損田の損免法 賦役令水旱条には,律令田制の基幹である口分田について,戸別の田積を10分とし,損5分以上戸は租,損7分以上戸は租・調,損8分以上戸は租・調・庸・雑徭(課役)をそれぞれ免除(見不輸)とし,国司はその実状を検し,詳細に記録して太政官に上申することが定められている。

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