出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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摩尼寺
まにでら
[現在地名]鳥取市覚寺
覚寺集落から摩尼川沿いにさかのぼった摩尼山(三五七メートル)山腹にあり、摩尼山が奥院となっている。喜見山と号し本尊帝釈天王、天台宗。通称摩尼山。弘化三年(一八四六)筆写の摩尼寺帝釈天王縁起(寺蔵)によれば、平安時代前期、高草郡の産見の長者の深い信仰に対し、須弥山の喜見城に摩尼珠をもって厳飾されている帝釈天が摩尼山頂の竪岩に現れ、衆生の済度、とりわけ「五障非器の女人をして安養兜率に参詣せしめ」ることを約したので、長者はこの地に精舎を営み、さらに承和年間(八三四―八四八)に慈覚が七堂伽藍と四九院を造立したという。摩尼山は平安中期頃から因幡国の山中他界信仰の山であり、国内の死者の霊魂は摩尼山へ行くと信じられるとともに、浄土教の善光寺信仰も行われていたと考えられている(鳥取県史)。中世の他界信仰の霊地と、それを背景とする摩尼寺の繁栄に大きな打撃を与えたのは、天正九年(一五八一)の鳥取城攻略に際しての羽柴秀吉による一山焼打ちであった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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摩尼寺【まにじ】
鳥取市の摩尼山山腹にある天台宗の寺。本尊帝釈天王。摩尼山は平安中期ごろから死者の霊魂が行くと信じられ,当寺は因幡(いなば)国の山中他界信仰の霊地として繁栄した。1581年羽柴秀吉(豊臣秀吉)の鳥取城攻略の際一山を焼打ちされ,江戸期池田光政(みつまさ)の外護で再興された。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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摩尼寺
鳥取県鳥取市、魔尼川上流の魔尼山中腹にある寺院。山号は喜見山、本尊は千手観音菩薩、帝釈天。帝釈天出現の伝説があり、慈覚大師(円仁)の開基と伝わる。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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