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撮棒 さいぼう

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大辞林 第三版の解説

さいぼう【撮棒】

武器として用いたカシなど堅い材質の木棒。 「長刀、乳切木、-、手々に取り持ちて、ただいま事に会うたる気色なり/義経記 2」 → 鉄撮棒かなさいぼう

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

さいぼう【撮棒】

邪気・穢気をはらう呪力を持つとされた長い木の棒。鉄製で突起などをつけたものを鉄撮棒(かなさいぼう)という。先を丸くくびれさせた形状からみて,陽物をかたどったものと推定される。従僧・法師が警固のために担う棒,祇園会のさい犬神人(いぬじにん)が持つ棒,刑吏としての放免が担ぐ鉾,非人の長吏の突く棒など,みな撮棒あるいはその変形である。《峯相記》や《太平記》は撮棒・鉄撮棒を駆使する悪党・悪僧を描いているが,これは飛礫(つぶて)と同様,撮棒の持つ破邪の力が武器として用いられたもので,中世後期,その呪力が衰えるとともに,棒を使う兵法,棒術がそこから生まれてくる。

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