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放物面鏡 ほうぶつめんきょう parabolic mirror

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

放物面鏡
ほうぶつめんきょう
parabolic mirror

回転放物面 (放物線をその軸のまわりに回転して得られる面) の内面を反射面とする凹面鏡。その軸に平行に入射する光線束を収差なく焦点に集めるので,反射望遠鏡の対物鏡に用いられる。逆に焦点から出る光を収差なく軸に平行な光線束として送り出すので投光器の反射鏡に用いられる。

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デジタル大辞泉の解説

ほうぶつめん‐きょう〔ハウブツメンキヤウ〕【放物面鏡】

放物線を軸の周りに回転してできる回転放物面を反射面とした凹面鏡。焦点に光源を置くと平行光線が得られ、平行に入射する光線は焦点に集まる。サーチライトパラボラアンテナなどに利用。

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百科事典マイペディアの解説

放物面鏡【ほうぶつめんきょう】

反射面に回転放物面を使った凹面鏡。軸に平行に入射した光線は収差なしに焦点に集まるので,反射望遠鏡の対物鏡に使われ,また焦点から発した光はすべて平行光線になるので,探照灯などに使われる。
→関連項目凹面鏡

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大辞林 第三版の解説

ほうぶつめんきょう【放物面鏡】

反射面が回転放物面になっている凹面鏡。球面収差がなく、軸に平行に入射した光線は焦点に集まる。反射望遠鏡の対物鏡や、探照灯・自動車のヘッドライトの反射鏡などに用いる。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

放物面鏡
ほうぶつめんきょう
paraboloidal mirror

凹面鏡の一種で、表面を放物面にした反射鏡。光軸に平行に入射した光線を放物面の幾何学的焦点に集める性質がある。逆に放物面の焦点に点光源を置けば、反射光線は光軸に平行な光線となり、遠方に行っても広がらないので、サーチライトの反射鏡として用いられる。反射天体望遠鏡では対物鏡として放物面鏡を使用する。軸上は収差なく良好な結像を生ずるが、軸からすこし外れるとコマ収差が大きくなり、急激に像が悪くなる。したがって使用可能な視野は狭い。視野が大きい場合には、凹面鏡の曲率中心に補正板を置いたシュミット鏡がよい像を与える。太陽熱を集めて高温を生じさせる太陽炉にも放物面鏡が用いられるが、大型のものでは全面を放物面にすることは困難であるから、小さな部分ごとに集光し、それらのエネルギーを同一点に集める方法がとられる。日本では東北大学科学計測研究所の放物面鏡を利用した太陽炉が有名である。[三宅和夫]

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世界大百科事典内の放物面鏡の言及

【球面鏡】より

…凹面鏡は凸レンズに似た性質があり,f>0,s>0で,焦点より外側に物体を置く(sf)と倒立した実像が得られ,内側に置く(sf)と鏡のうしろ側に正立した虚像ができる。広くは回転楕円面,放物面の内側を反射面としたものも凹面鏡に含め,このうち放物面を利用した放物面鏡parabolic mirrorは,焦点から出た光が放物面で反射したのち光軸と平行になるので,自動車のヘッドライトやサーチライトなどに用いられている(図2)。 球面鏡には色収差がまったくないという特徴はあるが,球心に物体を置いた等倍結像系の場合を除き,球面収差をはじめ各種の収差が大きいので単独で用いられることは少ない。…

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