新利根[町](読み)しんとね

百科事典マイペディア 「新利根[町]」の意味・わかりやすい解説

新利根[町]【しんとね】

茨城県南部,稲敷郡の旧町。1996年6月1日,新利根村から町制。利根川中流部北岸の穀倉地帯に位置し,町の中央を新利根川が東流する。機械化の進んだ米作とイチジク栽培が盛んである。龍ヶ崎市の東に接して工業化が進み,1990年からの5年間で人口が14.7%増加している。上根本の称蓮社釈迦堂には〈寝釈迦さま〉として知られる釈迦如来涅槃(ねはん)像がある。2005年3月稲敷郡江戸崎町,町,桜川村と合併し市制稲敷市となる。29.74km2。1万149人(2003)。

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