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新編武蔵風土記稿 しんぺんむさしふどきこう

百科事典マイペディアの解説

新編武蔵風土記稿【しんぺんむさしふどきこう】

江戸幕府官撰の地誌。265巻・付録1巻。昌平(しょうへい)坂学問所地理局総裁の林述斎(はやしじゅっさい)編で,1828年の成立。内容は郡別郷村別に配列,郷村ごとの記述を主として沿革・支配関係・概況・小名・社寺旧跡・旧家などを記す。
→関連項目武蔵野新田

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世界大百科事典 第2版の解説

しんぺんむさしふどきこう【新編武蔵風土記稿】

1828年(文政11)成立。昌平黌地理局総裁林述斎編。全265巻。武蔵国の総国図説から建置沿革,山川,名所,産物,芸文と各郡村里に分かれている。文書や記録も収録され,村の地勢,領主,小名,寺社,山川や物産等の記述は詳細で正確である。幕府官撰の地誌として武蔵国研究にとって重要な史料。《大日本地誌大系》所収。【神崎 彰利】

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世界大百科事典内の新編武蔵風土記稿の言及

【武蔵国】より

…この対象となった主要な地は武蔵野である。19世紀前半に成立した《新編武蔵風土記稿》は〈玉川次左衛門某,野村次郎右衛門某等武蔵野開墾の功を起し,寛文九年(1669)閏十月二十七日検地しおわる。南原野,廻北原,地蔵野,小川新田,砂川新田,下石原新田,松野五箇所,すべて高十八万石ばかり,一所にて広なるもの一区,地蔵野分一区,其余は飛地にて所々に区別せり〉と,この時期の武蔵野の開発を説明し,武蔵国の正保(《武蔵田園簿》)と元禄(元禄郷帳)の石高を比較して60年間に18万5000石が増加したとしている。…

※「新編武蔵風土記稿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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