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艦上機 カンジョウキ

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デジタル大辞泉の解説

かんじょう‐き〔カンジヤウ‐〕【艦上機】

航空母艦に搭載し、飛行甲板から発着する航空機

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百科事典マイペディアの解説

艦上機【かんじょうき】

航空母艦に積載し飛行甲板で発着する飛行機。形態は一般陸上機と同じで降着装置は車輪であるが,カタパルトによる発進のための装備,着艦制動装置のための拘束フックなど独特の装備をもち,また格納の都合上折りたたみ式主翼のものが多い。

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世界大百科事典 第2版の解説

かんじょうき【艦上機】

旧日本海軍では航空母艦の飛行甲板から自力で発進する航空機を艦上機と呼び,他の艦艇に搭載される航空機(艦載機)と区別した。現在では,一般にこの区別は明確でなく,艦艇の飛行甲板から発着する航空機を総称して艦上機あるいは艦載機と呼んでいる。 艦上機は,第2次世界大戦において,とくに日米双方で大量に使用され,海軍の主要作戦兵力としての地位を不動のものとした。艦上機は,一般に着艦後には,飛行甲板を滑走路として確保するために速やかに艦内に収容される。

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大辞林 第三版の解説

かんじょうき【艦上機】

航空母艦に載せ甲板から発着する飛行機。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

艦上機
かんじょうき

艦載機」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

艦上機
かんじょうき
carrier-borne aircraft

空母(航空母艦)搭載用の航空機。ふつう、この種のものを艦載機ともいう。空母は第一次世界大戦の末期に生まれ、第二次世界大戦時には戦艦にかわる海上戦力の中心となったが、艦上機もそれに伴い大きく発展してきた。空母が大型化し、カタパルト発進方式が進歩したことが、艦上機の高性能化に大きく影響している。現代の艦上機は、陸上滑走路に比べてはるかに狭い飛行甲板で発着するため、前脚部に設けた牽引(けんいん)棒をカタパルトにかけて射出され、着艦時には甲板上で横に張ったワイヤに尾部下面のフックをひっかけて制動する。こうした発着艦用装備に加えて、大きな降下角での激しい着艦に耐えられるよう脚を頑丈にし、さらに塩水による腐食対策を十分に施してあるのが艦上機の特徴である。エレベーターや格納庫の大きさによって機体寸法が制限されるので、主翼や尾翼の一部を折り畳み式にしたものが多い。重量的にはカタパルトの能力と甲板強度によって制限が加えられている。
 第二次世界大戦時の空母が積んでいた艦上機は戦闘機、雷撃機、急降下爆撃機の3機種であったが、現在アメリカの大型空母は対地・対艦攻撃にも使える多用途戦闘機を主力とし、これに加えて早期警戒機、電子戦機、輸送・連絡機、対潜・救難ヘリコプターも搭載している。こうした艦上機群をそろえた空母は大きな攻撃力を備えているが、建造・運用の経費が巨額なため、現在このような大型空母を多数保有するのはアメリカ海軍だけで、ほかにはそれよりやや規模の小さい空母をロシアとフランスが備え(中国も建造計画を進めている)、いくつかの国が小型空母をもつにすぎない。小型空母にはSTOVL(ストーブル)(Short Take-Off and Vertical Landing、短距離離陸・垂直着陸)が可能な戦闘・攻撃兼用機とヘリコプターを搭載するのが一般化しつつある。[藤田勝啓]

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