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時祷書 じとうしょBook of Hours

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

時祷書
じとうしょ
Book of Hours

キリスト教信徒の個人的な勤行のために書かれた祈祷書。日々の定時課 (1日8回) の祈祷文のほかに,聖霊と聖十字架の時課,聖歌,連祷,死者聖務などをその内容とし,また通例月暦画を含む華麗な細密画の挿絵を伴う。中世末期から一般に流布し,14世紀末から 15世紀にかけてのフランスで特に美術史的価値の高いものが制作された。代表的な作例は,ランブール兄弟が制作した『 (ベリー公の) いとも豪華なる時祷書』 (1416,シャンティイコンデ美術館) および『ルーアンの時祷書』 (19頃,パリ国立図書館) 。

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