精選版 日本国語大辞典 「朔旦冬至」の意味・読み・例文・類語
さくたん‐とうじ【朔旦冬至】
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…このときの前年の冬至を天正冬至といい,天保暦以前,すなわち1843年まではこの冬至の日時に暦法で決められている1太陽年の24分の1を加えていって順次二十四節気の日時を求めていたのである。また,冬至の含まれる月を11月とするという決りがあり,とくに冬至が11月朔日に当たると,これを朔旦冬至といって祝賀が行われた。【内田 正男】
[民俗]
植物の生長がとまったり太陽の光が衰えてくることは不安なことで,太陽復活を願って大火をたいたり,神々の来臨を仰いで危機脱出をはかろうとする祭りが冬至の前後に行われる。…
※「朔旦冬至」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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