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本渓 ホンケイ

百科事典マイペディアの解説

本渓【ほんけい】

中国,遼寧省中東部の鉱業都市。瀋陽の南東,遼河支流の太子河の上流にあり,瀋丹鉄路(瀋陽〜丹東)が通る。良質の石炭・鉄鉱石を産し,〈炭鉱の町〉とも呼ばれている。1905年以後日本資本が進出,1911年合弁で本渓湖煤鉄公司を設立し採炭・製鉄を行った。
→関連項目遼寧[省]

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世界大百科事典 第2版の解説

ほんけい【本渓 Běn xī】

中国遼寧省(旧奉天省)東部の太子河上流域,瀋丹(旧安奉)鉄道沿線にある都市。1906年(光緒26)に遼陽府下の遼陽,鳳城,新賓の3県の一部をさいて本渓県とされた地で,西に本渓湖があり,本渓県はこの湖の名をとって称されたものである。市街は日本の大倉財閥の進出によって発展し,1937年街制がしかれ,45年市制がしかれたとき本渓市と改称された。同地は古来著名な産炭地で,廟児溝はじめ近隣から運ばれた鉄鉱石を使って鉄器も製造されていた。

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大辞林 第三版の解説

ほんけい【本渓】

中国、遼寧省東部の都市。鉄・石炭の産地を控え鉄鋼業が発達。旧称、本渓湖。ペンシー。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

本渓
ほんけい / ペンシー

中国、遼寧(りょうねい)省東部の地級市。太子河(たいしが)上流に位置する鉱工業都市である。平山(へいさん)、明山(めいざん)、渓湖(けいこ)、南芬(なんふん)の4市轄区、本渓、桓仁(かんじん)両満洲(まんしゅう)族自治県を管轄する(2016年時点)。常住人口151万2103(2015)。「鉄と石炭の町」として知られ、鉄は遼・金(きん)の時代、石炭は清(しん)代から採掘が行われていたが、1911年日清合弁の本渓湖煤鉄(ばいてつ)公司(コンス)(現、本鋼集団)が創設されてから発展した。中華人民共和国成立後、生産設備が増強され、鉄山、炭鉱のほか製鉄、製鋼、圧延、建築材料などの工場がつくられたが、近年老朽化が進んでいる。その他、紡績、石油化学、冶金などの工業が立地する。
 瀋丹線(瀋陽(しんよう)―丹東(たんとう))が南北に通り、遼渓線(遼陽(りょうよう)―本渓)、渓田線(本渓―南旬)が分岐する。市名の語源である本渓湖や本渓県の鉄刹(てっせつ)山は名勝地として知られ、桓仁県の五女山(ごじょさん)には高句麗(こうくり)の山城(やまじろ)遺跡がある。[河野通博・編集部]

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