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朱鞠内湖 しゅまりないこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

朱鞠内湖
しゅまりないこ

北海道の上川総合振興局所管区域の北部にある湖。別称雨竜湖(うりゅうこ)。面積 23.73km2石狩川支流雨竜川の上流をせき止めた人造湖で,大小二つの貯水池に分かれる。1944年発電専用ダムとして完成。有効貯水量約 1億7000万m3。湖岸は屈曲に富み,風光明媚。完成した当時は日本最大の人造湖であった。湖の南東部から約 6kmのトンネルで東方の天塩川に流し,雨竜発電所(最大出力 5万1000kW)の発電に利用され,下流部は灌漑に利用する。湖には数個の島があり,観光地となっている藤原島には展望台もある。ウグイ,フナ,アメマス,コイ,ワカサギなどの魚類が釣れるが 11月下旬には結氷する。第二貯水池は支流のウツナイ川をせき止めたもので,第一貯水池の西方 2kmにあり,トンネルで結ばれている。

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デジタル大辞泉の解説

しゅまりない‐こ【朱鞠内湖】

北海道北部にある人造湖。石狩川支流の雨竜川上流に造られたダム湖。面積23.7平方キロメートル。

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百科事典マイペディアの解説

朱鞠内湖【しゅまりないこ】

北海道中北部,幌加内町にある発電用貯水池。雨竜湖ともいう。1943年完成の雨竜第1,雨竜第2の2ダムで雨竜川上流がせき止められ大小二つの湖に分かれる。第1ダムは堤高45.5m,堤長216m。
→関連項目幌加内[町]

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世界大百科事典 第2版の解説

しゅまりないこ【朱鞠内湖】

北海道中央部空知支庁管内幌加内町にある人工湖。雨竜湖とも呼ばれる。雨竜第1貯水池と第2貯水池とからなり,第2貯水池はとくに宇津内(うつない)湖と呼ばれることがある。雨竜川の本流上流部を第1ダムで,その支流ウツナイ川を第2ダムでせき止めたもので,第1ダムの堤高は45.5m,定常水位の湖面標高は282m,湛水面積は23.7km2。大正末,藤原銀次郎が北大演習林の払下げを受け,雨竜電力会社事業として1938年着工,44年に完成し,当時は日本最大の人工湖であった。

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大辞林 第三版の解説

しゅまりないこ【朱鞠内湖】

北海道北部、石狩川支流の雨竜川にある人造湖。雨竜第一ダムと第二ダム(宇津内湖)からなる。面積23.7平方キロメートル。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔北海道〕朱鞠内湖(しゅまりないこ)


北海道北部、雨竜(うりゅう)川上流部の雨竜第1ダムによってできた人造湖。面積23.7km2。西隣に雨竜第2ダムによってできた宇津内(うつない)湖(面積1.8km2)があり、両湖は約550mのトンネルで結ばれる。ダムは発電用に建設され、雨竜発電所は最大出力5万1000kW。周辺は朱鞠内道立自然公園に指定され、ハイキング・キャンプの好適地。オシドリ・カモが飛来する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

朱鞠内湖
しゅまりないこ

北海道中央部、上川(かみかわ)総合振興局管内の幌加内(ほろかない)町にある人造湖。雨竜(うりゅう)湖ともいう。雨竜川の最上流部を朱鞠内地区でせき止め、雨竜第一ダム用の朱鞠内湖と、第二ダム用の宇都内(うつない)湖がつくられた。1943年(昭和18)完成。湖面標高280メートル、湛水(たんすい)面積24平方キロメートル、北海道最大の人造湖である。これを利用する雨竜発電所は東の風連(ふうれん)町にあり、最大出力5万1000キロワット、いまも大規模な水力電源として重要な役割を果たす。湖の周囲は北海道大学演習林で原始の姿を多く残しており、キャンプや釣り、ボートなどのレクリエーション地域として知られ、車で訪れる人も多い。名寄(なよろ)市から入って25キロメートルの距離にある。[柏村一郎]

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