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李顒 りぎょう Li Yong

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

李顒
りぎょう
Li Yong

[生]天聡1 (1627)
[没]康煕44 (1705)
中国,清初の儒学者。陝西省盩庢(ちゅうちつ)の人。字は中孚(ふ)。号は二曲(じきょく)。明末戦乱中に刻苦して勉学し,その学は陸王学朱子学の折衷的立場をとり,「悔過自新」の実践を説いた。

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世界大百科事典 第2版の解説

りぎょう【李顒 Lǐ Yóng】

1627‐1705
中国,清代初めの学者。字は中孚(ちゆうふ),号は二曲。陝西省厔(ちゆうちつ)(今の周至)県の人。若いとき,貧苦のなかで学問にはげみ,経史子集から仏老に至るまで読書し,のち江南各地の書院で教えてその名を広く知られ,孫奇逢,黄宗羲とともに三大儒と称せられた。朝廷から博学鴻詞(はくがくこうし)として招かれたが絶食して拒んだ。その学問は,陸九淵(象山),王守仁(陽明)にもとづき,程朱学(朱子学)の長所をも取り入れたもので,特に静坐観心を重んずる内省的傾向をおびている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


りぎょう
(1627―1705)

中国、清(しん)代の学者。字(あざな)は中孚(ちゅうふ)、号は二曲(じきょく)。陝西(せんせい)(ちゅうしつ)県の人。母によく仕え、戦乱中に戦死した父の遺骨を捜索し、至孝の人として知られる。独学で一家をなし、各地に講学した。陽明学の影響を強く受け、明(みん)代の庶民学者を顕彰し、人間主体を確立して実践することを尊ぶ明体適用の学を提唱した。明代の心学的性格を残しながら、政治社会的実践を重んずる清代初期の学風をあわせもっている。北の孫奇逢(そんきほう)、南の黄宗羲(こうそうぎ)とともに三大儒の一人に数えられた。『四書反身録』『李二曲先生全集』などの著述がある。[佐野公治]

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